立命館大学 民科政治研究会 Blog

民科政治研究会は立命館大学学術部所属の政治・社会問題研究サークルです。

理論研究会

  • 第3と4回の報告です

デモクラシーの論じ方 第三回
間接民主制における代表の立場と直接民主制・間接民主制論議についてです。民主主義の決定行為として多数決を行うのですが、その代表となる人は真に民衆の意見を反映された代表であるのか、と同時に人々が意見を表明する場や討論する場があるのであるか。メディアの発達によって仮想公共空間を作り出し人々の議論を活発化させることが出来るのではないかという導きがありました。
しかし、同時にこれらの問題はメディアの立場や妥当性、民衆の自律意識が必要であり、それぞれの意識の高まりが必要であると考えます。

第四回
 最終章ということで憲法についての議論が主であり、今後国民という単位をいかにしていくかという議論であった。前半部は社会契約としての憲法の問題と現実問題との矛盾をいかに解決していくかという問題。後半部分は国民として国家をどう変えていくのか、国際的な面と国内議論が述べられた。
 デモクラシーは日本の政治体制だが、その性質・問題を深く理解している人は少ない。そもそも何が問題でどうしていくべきなのか、それを見極めて議論しデモクラシーの発展に寄与することが我々には求められているのである。


以上で、今年の前期理論研究会は終了いたしました。
今後は東京フィールドワークに関しての研究会をテスト明けより本格的に行い、今年の研究テーマである格差社会に関しての研究・問題関心を深めていきたいと考えています。
研究会報告文責:研究局 その他文責:3回生清永