立命館大学 民科政治研究会 Blog

民科政治研究会は立命館大学学術部所属の政治・社会問題研究サークルです。

■[広報]学園祭企画講演

minkaseiji2008-11-05

学園祭のシーズンがやってまいりました。
私たち民科政治研究会は、11月13日木曜日 18時20分より以学館2号ホールで講演会を行います。

講演会のタイトルは、「港から見た食 輸入食品の現場より」です。
元神戸税関職員の柳澤尚氏をお招きして、税関勤務時代の話や現場の話を通じて、日本の「食」について講演していただきます。

冷凍ギョーザ事件より続く食品安全の問題は、未だに収束からは程遠い状況にあります。
食糧自給率が低く、食糧の大部分を海外に依存する我が国にとって、この問題は大きな意味を持っています。
海外からの供給が安全かつ安定して行なわれなければ、私達は今日の暮らしを維持することはできないでしょう。

日本において、この「安全」の一翼を担い、我々に降りかかる食の危険を水際で防いでいるシステム。
その視点から元・税関職員の柳澤尚氏に日本の食の「最前線」についてお話を伺いたいと考えています。

入場無料なので皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。


柳澤尚氏のプロフィール
徳島県出身、西宮市在住。現在68歳。1959年に神戸税関に入庁。
主に通関業務を担当し、在職中から市民を対象にした学習会や講演会の講師をされ、食の安全や震災復興の研究、啓発活動にも取り組む。
2001年に定年退職してからは、農業・食糧・健康を守る兵庫県連絡会事務局長、兵庫労働総研副理事長などを務める。