立命館大学 民科政治研究会 Blog

民科政治研究会は立命館大学学術部所属の政治・社会問題研究サークルです。

こんにちは。

最近寒暖差が激しく、体調をくずす方も多いのではないでしょうか。
みなさんもお気をつけください。

さて、今回は民科政治研究会の新歓企画第3弾のお知らせです!!
企画はこの3回目で最後になるので、ぜひご参加ください!


ではさっそく、企画内容を説明したいと思います。



「共生か疎外か」〜外国人参政権 何それ?おいしいの?〜


2009年の総選挙で起こった「政権交代」
308議席を獲得した民主党。その民主党が成立を目指している「外国人参政権法案」をご存知ですか。

 外国人参政権とは、国籍は所有していないが永住資格を持つ外国人に認める地方選挙の選挙権のことです。
現在の制度では、永住外国人は国政選挙にも地方選挙にも、投票や立候補する権利はありません。
永住外国人に地方の選挙権を認めるという法案は、過去にも野党から提出されそのたびに否決されていました。
しかし民主党が与党の座についたことから、外国人参政権付与は、現実味を帯びてきたと言えるでしょう。

 この外国人参政権の付与について賛否さまざまな意見があります。
地方のことはその地方の住民が決める、これが地方自治です。国籍がないとはいえ、その地域にすむ外国人も立派な「住民」です。
彼ら・彼女らにも地方の政治に参加できるようにすべきだ、これは賛成派の意見のひとつです。
 
 一方、反対派はどうでしょうか。
地方の政治においても、国防など重要事項が対象になることもあります。たとえば、自衛隊の基地のある地方自治体は、国防の議論において主要のアクターになります。
地方選挙が国のあり方を左右するということも十分にありうるのだから、投票は日本人によって行われるべきだ、このような反対派の意見もあります。
 
参政権」を考えることは、「政治への参加」について考えることにつながります。この外国人参政権の議論は、この国の政治のあり方を考える上で避けては通れないでしょう。「外国人参政権」について、ピンとくる人もこない人も、賛成の人も反対の人も、「政治なんてカタい話しやがって」なんて思う人も、足を運んでみてください。



企画としては、この3回目で最後ですが、企画には行けなかったけど当会に興味があるという方は、ボックスにぜひ遊びに来てくださいね。
また当会のメールアドレスにメールを下されば、見学なども可能なのでよろしくお願いします!
では、失礼いたします。


企画名:「共生か疎外か」〜外国人参政権 何それ?おいしいの?〜

日時:4月22日(木) 16:30〜(80分ほど)

場所:存心館(法学部の建物)4階908教室

質問がある方はこちらまで

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minkaseiji@hotmail.com